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霊媒師 吉田有希のブログ

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霊媒師、とて人間ですので。。。


神仏の元で修行中の身である霊媒師とて、世俗に塗れた1人の人間です。
時には怒る事もある訳で。

私は数年前、人生最悪とも言える辛酸を舐め尽くした後に病を悪化させ、
以後、長きに渡る引き籠り生活を送りました。
勿論、霊媒師として活動を決意する前の話ですが。
私は元々、気性が激しく、感情の起伏が大きい人間です。
それが時に長所でもあるのですが、生きて行く上では短所の部分が多いと言えるでしょう。
ですが、昨年の夏以降、私は自分自身の魂を呼び戻し、本来あるべき姿に戻り始めました。
長い引き籠り生活の中で、私は自身の魂を幾つにも分割させ、逃避させていたのです。
魂の分離は、更なる病の悪化を招き入れました。
ですが、全ての魂が、自分の中に戻り始めたのを機に、私は少しずつ変化を成しました。

今日、過去の遺恨にも繋がる出来事で、非常にカチン!と来る事がありました。
以前までの私なら、周囲も見えず、火山噴火の如く怒りに喚いていた事でしょう。
ですが、自分が変化したのを機に、「怒り方」と言うのにも変化がありました。
確かに怒ってはいるけれど、とっても冷静なんですよね。(苦笑)
冷たい怒り方、と言うのか。うーん、言葉が見つからないなぁ。

霊媒師とて、カミサマではありませんので、泣く事もあれば怒る事もある。
人間の複雑な感情を全て熟知してこそ、受け入れてこその霊媒師だとも思います。
そうでなければ、ご相談者様の苦痛も怒りも、霊の苦痛も怒りも理解出来ないからです。
人間は、ふくよかな感情を持ってこそ。
そして霊にも、逃げ出した魂にも同じように感情があるものだと私は痛感します。

ある友人が、過去の遺恨を消せない苦痛を私に訴えた事がありました。
そしてそんな自分では神様に向き合えないと。。。
でも私はそれは違うと言いました。
人間らしい感情を持ってこそ、初めて神様が愛おしく思って下さるのですよ、と。
今の私もまさにそうだと思います。
噴火の如き猛烈な怒りでは無くとも、怒りと言うネガティブな感情を抱いている私を、
きっと私の人間としての一部だと、御神仏が見守って下さっているだろうと。
そして、いつかこの感情に相応しい、お導きがあるものだと感じています。

霊媒師は、カミサマでも無ければ、先生でも無い。教祖でも無い。
普通の人間と変わりない感情の器を持った、迷える現世の修行者です。

私は今の自分の感情を静かに見つめながら、長い引き籠りの頃から脱した自分を振り返る事が出来ました。
そしてどんなネガティブな感情であろうと、それが己を磨く為の修行であると前向きに捉えています。

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プロフィール
HN:
有希
年齢:
51
性別:
女性
誕生日:
1972/10/12
職業:
霊媒師
趣味:
旅行、ドライブ、サックス、バイク
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